子宮全摘後の生活④ ~術後2か月・お腹の傷あとから不思議な液体が出てきた!~

子宮全摘後の生活④
さくらい

こんにちは、みなさん。さくらいです♪

この記事では……

『術後2か月目の体調&お腹の傷あとから液体が出てきたお話』

について書いています。

この記事の内容
  • 術後2か月経過して…
    • 体調は?
    • 術後、楽に感じたこと。
    • お腹の傷あとから出てきた液体について

術後2回目の診察&お腹の形&性生活についてはこちらから👇

目次

術後2か月が経過。この頃の体調は?

家族

子宮全摘手術から2カ月が経ちました。

この頃になると、病理検査の結果も問題なしということで一安心していましたし、

(がんが見つかる前の日常が戻ってきたな~)

という感覚で生活していました。

体調について

歩く

術後2か月経つと、スムーズに体が動くようになりました。

スタスタと歩くことが出来るし、子供も抱っこすることが出来ました。(12㎏の子です)

謎の腹痛、おしっこや便を出すときの不快感?違和感?みたいなものもなくなっていました。

すっかり術前と変わらない生活です。

生理がないってラクチン

この頃から、

『生理がないってなんて楽なんだ!』

と感じ始めていました。

2年経った今でも思いますね。

生理がないから・・・

  • 生理用品がいらない
  • 生理日を気にしないで予定を組むことが出来る
  • 洋服も生理を気にすることなく、いつでも好きな色の服を着ることが出来る。

子宮全摘して、唯一のメリットはこれでしょうか?

痛くて辛い思いをしたんだから、1つくらいメリットがあってもいいですよね(笑)

術後2か月が経過。お腹から謎の液体が!

驚く

ある日突然、謎の液体がお腹の傷あとから出てきました。

結論から申し上げますと、

『大きな問題にはなりせんでした。』

ですが自分自身、とてもびっくりした出来事だったので印象に残っているんですよね。

まずは、この頃のお腹のテープについて書いていきますね。

お腹の傷あとに貼るテープについて

術後2か月が経ち、特に制限のない生活を送っていましたが、

お腹のテープだけはまだ貼っていました。

👇こちらの『3Mマイクロポアサージカルテープ』です。

傷あと保護のために貼るテープですが、こちらの画像に描かれているように貼ります。

お腹のテープ

横向きに数枚貼ります。

これを術後から継続的に貼っていたんですが、1か月を過ぎる頃から『かゆみと赤み』が出てきました💦

(う~ん、なんだか痒いな)

(とっちゃおうかな?)

(でも、2か月貼ってって書いてるし)

(でもかゆい…でもとっちゃって傷口開いたらこわいし…)

なんていろいろ考えていたんですが、最終的には

『1~2日、テープを貼らない期間を設ける』

ことにしました。

3~4日テープを貼り、1~2日テープを貼らない。

というローテーションですね。

傷口保護の意味はあるのかないのかわかりませんが、

『かゆみと赤み』の軽減には有効でした。

そんなこんなで術後2か月がたったある日…。

傷口から液体が出てきた話

お腹を見る

ある日の昼下がり。

お昼ご飯も食べ終わり、2人の子供たちと家でゆっくり過ごしていたときのことです。

この日もお腹のテープが気になっていたんです。

(う~ん、ちょっとかゆいな~)

なんて思いながら、なんとなく…

本当になんとなく、おへそに近いところのテープをチラッとめくってみたんです。

すると…傷あとから『謎の透明な液体』がぷくっとでてきたんです!

サラサラした液体ではありませんでした。

ぷくっと膨らんでいてちょっと粘度のある液体でした。

もうびっくりです!

(何で液体が?!傷口ひらいた?!)

パニックになって液体がぷくっと出てきた瞬間に、そっとテープをもとの状態に貼りなおしました(苦笑)

液体が出てからの対応

緊張する女性

そっとテープを閉じた後、もう2~3度テープを剥がしてチラッと覗いてみました。

ゆっくりではありますが、

ぷくっ

ぷくっ

と新たに透明な液体が出てきています。

(なんじゃこりゃ~!!)

と思った私はもう一度パニックに……

またテープを閉じて、

(なにこれ、どうしようどうしよう💦)

と慌てながらも、

(病院に連絡だ!!)

と思い、スマホから病院へ電話をかけました。

あ、ちなみに痛みはありませんでした。

病院とのやり取り

電話

電話をすると総合窓口に繋がりました。

そこから婦人科につないでもらって、ことの経緯を話しました。

すると婦人科の受付の方(看護師さん?)が

「先生に診てもらったほうがいいと思うので、今から病院へこれますか?」

とおっしゃいました。

お腹から液体が出てきているのに、このままほおっておけなんて無理な話です。

ビビりな私はもちろん、

「行きます!」

と答えました。

この日は土曜日でパパが仕事でいませんでしたが、もうすぐ帰ってくるという時間帯でした。(ナイスタイミング)

お腹から液体を出しながら、幼子を二人連れて病院へ行くのが怖かったので一安心。

婦人科との電話から15分もしないくらいでパパが帰宅。

帰ってきたばかりでパパには申し訳ないと思いながらも、家族4人で病院へ向かいました。

病院で診てもらう

病院

土曜日ということで、診療時間外です。

病院の裏口からインターホンを押して入ります。

受付をして順番を待ちます。土曜日でも何組か待っている方がいらっしゃいましたね。

土曜日に総合病院に来ることはないので新鮮でした。

20分前後待ったと思います。いよいよ呼ばれて診察室へ…

(ん?……んんん?)

目の前にはイケメン先生が!✨

こちらの病院は主治医が3人体制。

誤診、医療事故などが起こらないように工夫されています(どちらの病院でもそうなんでしょうか?)

今日はいつも診てくれている主治医ではなく、イケメン先生の日でした!(よっしゃ)

うれしい反面、イケメンだとなぜ緊張してしまうのでしょうか。

このぶよぶよのお腹をイケメンに診られるのか……と思うと、さらに緊張。

失礼しました。

そんなことより謎の液体についてです。

家族3人に見守られながら、ベッドに横になりお腹の傷あとを先生に診てもらいました。

先生「テープめくりますね」

私「はい~」

先生「痛みはないですか?腫れてはないか」

私「全然痛くはないですね。大丈夫ですかね?」

先生「たまにあることですから、そこまで心配いりませんよ。ちょっと膿んでるのかな?」

私(膿んでるのか)

先生「みてみるからじっとしてね~」

私「はい~💦」

ここで先生が、細長いなにかを取り出してお腹の傷口に当てました。

(ひえ~!💦)

ここまでは自分でもお腹の傷を先生と一緒に見ていましたが、ここからは目をつぶっていたのでなにをされたのかはわかりません(苦笑)

傷あとの液体が出てきているところに、その細長い何かを差し込んだんだと思います(怖い)

なんだかお腹の中をぐりぐりされた感覚があったので。

先生「とりあえず抗生剤を出すので様子をみてもらってもいいですか?」

私「あ、はい、わかりました」

先生「また膿が出てきたり、腫れたり赤くなったり熱が出てきたりしたら病院へ連絡してくださいね」

私「わかりました。ありがとうございました。」

薬を処方されて帰宅

薬

どうやら膿が出てきたみたいでした。

でも先生も断言していたわけではなく、

『膿かな~?』

というあいまいな感じでした…イケメン先生(苦笑)

この日は薬局もお休みで、病院内で薬を受け取り帰宅しました。

薬を飲み続けたおかげでしょうか。

その後、謎の液体が出てくることもなく、腫れもしないし赤みも出ることはありませんでした。

一応めでたしめでたし…です。

最後に。

術後2か月目の体調と謎の液体について書きました。

体調は順調に良くなってきています。

体は順調に回復していったんですが、

ここから『心』のほうが不調になっていきます。

絶不調でした。

2年経った今ではすごく元気ですけどね♪

ここまで読んでくださってありがとうございました😊

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この記事を書いた人

30代主婦。2人の小さな子供がいます。

30歳で子宮頸がんⅠ期に。

ガンの発見から治療の内容、その時々の気持ちを書いています。
また日常の事や、おすすめの日用品や食品、本などをご紹介していきます。

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