子宮全摘手術⑧　～手術4日目の様子。退院日決定。リンパ浮腫について。～

2022年10月19日2023年7月4日

さくらい

こんにちは、みなさん。さくらいです！

この記事では……

『手術4日目の様子』

についてを書いています。

この記事の内容

４日目の体調
食事、排せつの様子
痛みは？
導尿について
退院日決定
リンパ浮腫について

術後３日目の様子はこちらから👇

４日目

４日目の朝です。

劇的に回復してる！ということはないですが、日に日に体調が良くなっていくのがわかります。

昨日は体中からあらゆる管が抜けて体が楽になりました。

ご飯が普通食に

ご飯も術前の普通食に戻っています。

上のイラストのように、ベッドの背の部分をスイッチで操作して起こします。

まだまだお腹の傷が気になったり、痛みがあったりするのでゆっくりゆっくり上半身を起こします。

食欲はしっかりとあるので全部完食できましたね(笑)

病院食も今どきは美味しいですよ。

排せつ

昨日尿の管が取れているので、自分でおトイレに行くことができます。

壁伝いにトイレに向かい、用を足します。

お腹に力を入れるのも怖いんですよね。徐々に徐々にお腹に力を入れて用を足します。

しかし、おしっこするとき違和感があるんですよね。

膀胱がきゅ～とするような、絞られているような……そういう違和感でした。

痛みとかはなかったんですけどね。

しかし

『術後すぐはそういうものだ』

と、主治医の先生から聞きました。

この違和感も今では一切感じないので、一時的なものなんでしょうね。

導尿

しっかり自分で尿をすべて出し切ることができるまで『導尿』が行われます。

『導尿』とは……細い管を尿道に入れて膀胱の中にある尿をだすこと。

だそうです。

ごめんなさい。ちょっと記憶があいまいなんですが、私も導尿をしてもらいました。

しかし、しっかりと自分で尿を出し切ることができたので、１回２回されただけなんですよね。（なのであまり覚えがなく）

導尿は今後必要ないと判断されて、すぐに導尿はなくなりました。

カテーテル？を挿入されるとき痛いのかな？と思ったんですが、痛みはなかったですね。

痛いの嫌だからありがたい。（苦笑）

病院内は移動自由

病院内は自由に歩くことが出来ます。

何度も言っていることなんですが、私はこの入院生活中、

『早く退院したい！』

という想いでいっぱいでした。(笑)

なので、暇さえあれば同じフロアの休憩室まで歩いていくか、１階にあるコンビニまで歩いていくか……

ということをしていました。

少しずつしか進むことが出来ないし、息は切れるし……リハビリってとても大変だなと思いましたね。

明日退院！

しかしこのかいもあってか、

主治医の先生から『退院の許可』が下りました！

予定より３日も早く退院できます。

『やったー－！』と心の中でガッツポーズ。(笑)

主治医の先生たち、看護師さんに感謝です。

リンパ浮腫

退院するにあたって、『リンパ浮腫』についてのお話がありました。

『リンパ浮腫』とは……手術でリンパ節を切除すると、リンパ液の流れが悪くなりたんぱく質と水が溜まって足がむくむ。

このような状態になることがあるそうです。

私自身は今回の手術でリンパ節は切除していません。

ですが、子宮摘出の際に、リンパ節付近を触っているということで上の冊子をもらい説明を受けました。

冊子の内容は？

リンパ浮腫について
治療の原則
予防と治療の具体的方法
マッサージ方法
蜂窩織炎に注意
弾性ストッキング着用
経過を観察

リンパ浮腫についての説明が書いてありました。
現時点ではリンパ浮腫は完治することがないそうです。悲しいことですが…。しかし、症状を軽くすることは可能なので日ごろからの適切なセルフケアが必要になるそうです。放置してしまうと、足がカチカチになってしまうとのこと…。
予防と治療法について書いてます。『けがをしない。締め付けの強い下着靴下は避ける。足を上げる運動をする。マッサージをする。』など。
マッサージ方法について画像付きで書かれています。手順も少し多いかな？回数も20回もするのか！と感じました。
蜂窩織炎（ほうかしきえん）に注意が必要だそうです。リンパ浮腫の方は細菌が入ると排除できず、その場で菌が繁殖するようです。この状態が蜂窩織炎。抗生物質の服用が肝心だということでした。
弾性ストッキングが有用だそうです。とてもキツくて履くのが大変ですが、圧が弱すぎるものはダメだそう。
経過を観察。皮膚の状態とむくみの程度を観察することが大切ですね。