子宮全摘手術① ~術前検査(造影CTと血液検査)~

子宮全摘手術①
さくらい

こんにちは、みなさん!さくらいです♪

この記事では…

『手術前の検査(造影CTと血液検査)』

について書いています。

目次

円錐切除術から約3週間後

術後から3週間も経つと、体調は術前と変わらないですね。

ゆっくりしていた分、体力がちょっと落ちた気がしますが…。

これから子宮全摘の手術が待っているので、体力をつけないといけませんね!

造影CTへ

CT

👇 こちらの記事にも少し書いていますが、『造影CT』の検査があります。

ヨード造影剤を使用して行うCT検査です。

普通のCT検査と違って、より正確に病気の有無や広がりがわかる分、副作用も稀に起こることがあるそうです。

どんな副作用が起こる?

はてな
使用から数分以内に起こる副作用(即時型)
  • 【軽度】:吐き気、動悸、頭痛、かゆみ、蕁麻疹など。
  • 【重度】:冷や汗、血圧低下、呼吸困難、意識障害など。

軽度だと基本的には治療は必要ないそうです。

ですが、重度の副作用が起きると治療が必要になるそうです。

どちらも副作用が起こる頻度は数%以下だそうです。

使用から数時間~数日以内に起こる副作用(遅発型)
  • 倦怠感、頭痛、蕁麻疹など。

検査後このような症状が出てきた場合には、病院に連絡してくださいと言われました。

『即時型』『遅発型』んてあるんだな~、と造影CTの説明を聞いて勉強になりました。

※どの副作用の説明も私が聞いた時のお話です。

実際にご自身が検査を受ける時は、主治医の先生などに確認してくださいね。

それに、服用中の薬の種類によっては、造影CTが受けられない場合もあるようです。

糖尿病 造影CT

お薬の種類によっては、休薬すると受けられるみたいですね。

何かお薬を飲まれている方は主治医の先生と相談ですね。

私の場合は服用中の薬がなかったのでそのまま受けました。

造影CT、検査当日

空腹

検査を受けるにあたって、大切なことがあります。

検査当日
  • 検査時間の【3時間前から絶食】
  • 水やお茶は普段より多めに摂る。

検査予定の時間の3時間前から何も食べてはいけません。

なぜかというと、嘔吐物による誤嚥の危険性があるただそうです。

先ほども書きましたが、造影剤を使用するとごく稀に副作用が起きる場合があります。

もし食事を摂ったあとに検査し、副作用の嘔吐が起きると気道(気管)に入り、誤嚥する可能性が高くなるそうです。

誤嚥が起きると誤嚥性肺炎になる可能性も。

大変なことになるかもしれません。

なので、絶食の時間は守りましょうね。

まずは婦人科から

13時から検査の予定でしたが、検査の説明があるということで12時半に婦人科へ。

婦人科の主治医の先生と、造影CTの先生がいらっしゃって説明を受けました。

説明の内容
  • なぜこの検査が必要なのか。
  • 検査の流れ副作用
  • 合併所の説明 などなど。

10分ほどで説明は終わりました。

造影剤をいれるために、また腕に針を刺さないといけないそうで……痛いの嫌ですよね。注射きらいです。

そして、造影剤を注入するときに『体が熱くなる』という説明も受けたんですね。

(体が熱くなる???へ~、そんなことあるの?すごいな)

ぐらいの感想だったんですよ、説明をきいたときは。説明してくださった先生も、さらっとおっしゃっていたんで、「へ~」くらいの感想でした。

でも、検査を受けてビックリ!

たまげました、本当に。

この話は後半に書きますね。

話をもどして、副作用などは書いた通りです。

いろいろな副作用が出る場合もありますが、確率はだいぶ低いとのことで安心しました。

説明も終わり、検査の同意書にサインをして提出しました。

いざ、検査のお部屋へ

放射線被ばくを伴う検査なので扉が数枚あり、分厚いです。

受付で名前を言うと、更衣室に案内されました。

貴金属、下着を外して検査着を着てください、とのことで指示に従いました。

着替えを済ませて待合室で少し待機です。

しばらく待っていると名前を呼ばれて、造影剤を注入するために点滴の針?のようなものを刺されました。

やっぱり痛いですね。太い針(悲)

その針に長いチューブのようなものも付いていて、腕にテープで固定されました。チューブから造影剤を入れるんでしょうね。

その場でまた少し待機。

そして、ついに名前を呼ばれて検査開始です。

検査開始

CT

円錐切除術の前に、造影剤なしのCTを撮っていました。

なので、検査の雰囲気も理解していて緊張や不安などはありませんでした。

👇こちらに造影剤なしのCT検査がどんなものか書いてます。興味のある方はどうぞ。

バンザイをして横に寝転がります。

最初は造影剤なしで、筒の機械の中を通りました。

私、やらかしました(苦笑)

検査してくださった方は2名ほどいたのかな?50代くらいの女性と30代くらいの男性でした。

そのお二人が、ガラス越しのCTの機械を操作する部屋にいらっしゃったんです。

何回か私が機械の中を通ったところで、女性の方がマイクを使って私に話しかけてきたんです。

📢「すみません~、ズボンのポケットに何か入ってるみたいだからとってくれる?」

と……。

ズボンは私服だったんです。そのズボンの中に私は100円玉をいれっぱなしにしていまして……。

男性が100円を受け取りに部屋に入ってきてくださいました。

「ごめんなさ~い!」と私は平謝り。

確認不足で本当に申し訳なかったです。

女性「それじゃあ、これから造影剤いれていきますからね。体が熱くなると思うけど大丈夫だから。でもなんかあったら言ってちょうだいね」

ということを言われましたね。

機械が動いてるときは大きい音が鳴るんで、何かあれば『大きな声で言って』とも言っていたかな?

はい、わかりました~と了承して、ようやくスタートです。

女性「はい、はいりま~す」

と言われた後、造影剤が入ってきました。

(ん?……んんんん??)

ヒンヤリとしたものが入ってきたかと思ったら、体がぽかぽかと熱くなったんです。

思っていた以上に体が暖かくなったんで、思わず、

私「おおおおお!」

って言っちゃいまして。そうしたら、

女性「え!なに?!大丈夫?!」

と検査担当の方を慌てさせてしまって(苦笑)

私「大丈夫です!熱くなってびっくりしただけです!」

ってこっちも慌てて返しました。

初めてこの検査受ける方、きっとびっくりしますよ。

体が思っている以上に熱くなるんです。(個人差はもちろんあるでしょうが汗)

そしてこれもびっくりしました。

『めっちゃお漏らしをしてる感覚』に陥ります!

このこともさらっとではありましたが、検査してくれた女性が事前におっしゃってたんですけど、へ~くらいに聞き流してて(汗)

子宮?膀胱?お腹?あたりがじんわりとあったかくなって、おもらししてる感覚に陥りました。

焦ったけど大丈夫でした。検査後に確認しましたが漏らしてませんでした。

その後は、筒の機械の中を行ったり来たりしながら、機械の指示にしたがって息を吸ったり吐いたりして終了です。

検査自体は15分前後でしょうか。

着替えや腕に針を刺されたり、そして待ち時間をいれると30分以上はかかりましたね。

副作用のお話もありましたが、検査後も幸い、私は元気もりもりでした。(ありがたい)

造影CT、会計へ

造影CT

造影CTのみでしたが、お会計『8,420円』でした。

ちょっとお高いですかね。

でも、造影剤も入れたし、機械も使うしそうなりますよね。3割負担だからありがたいです。

血液検査も

造影CTから10日後くらいですね。血液検査にもやってきました。

もう血液検査も何度目でしょうか。

慣れてくるほど検査をしています。

何度か血液検査をしてもらっていて、検査の次の診察のたびに主治医の先生が結果の紙を渡してくれるんです。

ある日ちゃんと結果の紙を見ていて気がついたんです。

『尿酸値』が高いことに。

尿酸値

左の数字たちは『参考値』で右が『結果値』です。

尿酸は参考値が5.5までなんですけど、『6.62H』って書いてるんですよね。

これからは尿酸の心配もしないとな……(苦笑)

血液検査、会計へ

お会計

術前の血液検査のお会計は『2,210円』でした。

子宮全摘手術へ

次にこの病院に来るのは、入院の日です。

この血液検査から半月後に、子宮全摘手術を受けます。

当時は子宮をとってしまうさみしさと、不安で怖い気持ちが強かったように思います。

手術のことをあんまり考えないように毎日を過ごしていましたね。

日記も円錐切除手術まではまめに書いていたのに、全摘手術前は一切書いていなかったんです。

考えないように過ごしていたんですよね、必死に。怖いから。

当時の自分にハグしてあげたい気分ですね。よく耐えたね~、がんばったね~って。

手術を受けた方も、これから受ける方も、ぜひ自分をハグしてあげてください。

『みんな一生懸命がんばってる!』

ここまで読んでくださってありがとうございました。

👇ここからみなさんのがん闘病記が読めます。

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この記事を書いた人

30代主婦。2人の小さな子供がいます。

30歳で子宮頸がんⅠ期に。

ガンの発見から治療の内容、その時々の気持ちを書いています。
また日常の事や、おすすめの日用品や食品、本などをご紹介していきます。

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