こんにちは!さくらいです。
この記事では・・・
『子宮全摘手術・当日(後編)』
について書いています。
👇前編はこちらから。読んでみてくださいね。
手術終了
無事に手術は終わりました。
〇〇「~~さん。~~。」
なんだか声が聞こえました。
女性の声が聞こえてきて、私の名前を呼んでいます。
返事をするため声を出そうとしたんですが、喉がかさついて声があまり出ず。
目も開けましたが、頭と視界はぼんやりしたままです。
(なんだかめっちゃだるい……。)
術後すぐは、頭はぼんやりして体もだるいなあ。という状態でした。
結局、手術時間は予定より少し過ぎていて、4時間以上かかりました。
〇〇「無事に終わりましたよ!これから病室に移動しますね~!」
と女性の元気な声が聞こえました。
(そうかそうか。よかった。無事に終わって)
とぼんやりする頭で考えていると、4人くらいでしょうか。
先生や看護師さんたちが私を持ち上げて、病室用のベットに乗せてくれました。
(うわ!私めっちゃ重たいのにごめんなさい!)
と思いました。これははっきりと覚えているくらい印象的でした(苦笑)
手術室を出ると、パパが待ってくれていました。
パパ「よかったな。無事に終わって」
みたいなことを言ってたと思います(うろ覚え)
うんと返事をして、すぐに私は病室へと移動しました。
パパとはここでお別れです。対面は一瞬でした。
主治医とパパ
のちにパパから聞いた話ですが、
私が病室に運ばれた後、主治医の先生からお話があったそうで。
無事に終了した、どこを切除して今はどんな状態で、術後はこういう感じで治っていくと思います。
というようなお話を聞いたみたいです。
そのときに、切除した子宮を見せられたみたいで!
主治医に見せられたとパパから聞かされた時、
私「断らなかったの?!」
パパ「うん」
と言っていました。
いや~よく他人の臓器見られるな~と感心してしまいました。
私なら自分の臓器でも見たくないです(苦笑)
3時間仰向け
病室についてもずっと頭はぼんやり。
術後の体には様々なものが取り付けられていました。
お腹の切った場所の近くには、『血液、膿や浸出液を体の外に出すため』のドレーンという管。
おしっこが自由にいけないので管が入れられていて、その管はおしっこが溜まる容器に繋がっています。
腕には点滴。
足には術後の血栓予防のために、フットポンプがつけられています。
👇フットポンプというのはこのような機械です。
これをずっと足につけています。
空気が入って、膨らんではしぼみ…膨らんではしぼみ…を繰り返しています。
このように、術後はあらゆる管や機械が取り付けられています。
なんだかサイボーグになった気分です。
そしてタイトルにもあるように、この状態のまま…
『3時間、仰向けのまま動いてはいけません』
横向きもダメです、うつ伏せもだめです。
これがめっちゃ辛かったですね(汗)
腰が爆発するんじゃないかってくらい痛くて痛くて!
体を動かしたい、横を向きたい、腰の負担をやわらげたい!そう思いました。
お腹を切ってるから、動かずに安静にしてほしいってことだと思うんですよね。(詳しい理由はわからないです、ごめんない汗)
もう眠って、時が過ぎるのを待つしかありません。
私「まだ横に向けませんか?」
看護師さん「まだなんですよ~。辛いですよね」
という会話を、看護師さんが様子を見に来てくれるたびにしていました。
腰の負担を軽くするために、腰の部分にバスタオルを折りたたんだ物を入れてくれたりしたんですが。
これじゃ痛みがおさまらない。
看護師さんには感謝しているんですが、痛みはあまりましにはなりませんでした。
人生で一番長い3時間でした。
(う~つらいよ~)
と思いながら、頭とか腕周りだけでもくねくね動かしていると、
看護師さん「点滴おさえちゃってるんで注意してくださいね!」
とお𠮟りをうけました(苦笑)
もはや点滴を気にするほどの余裕はなかったです。腰が痛すぎて。
仰向けからの解放
3時間が経過しました。仰向けからの解放です!
といっても取り付けられている物はそのままです。
横向きになりにくい……。
いろんな機械が付いているし、お腹は切ってるし、慎重に慎重に体を横に向けました。
(めっちゃ楽だ!)
うれしくて泣きそうでした。
爆発しそうだった腰の痛みが和らぎました。
でも、なんだかお腹に違和感が出てきました。痛い、ような?
徐々にお腹の痛みが出てきました。傷口というか内臓が痛い。
術後の夜
魔の3時間から解放され、気付けば18時ごろになっていました。
ほぼほぼ眠っていたり、腰の痛みと格闘していたので、
(わ、もう夜なんだ……)
と感じましたね。
手術当日は絶飲・絶食だそうです。
正直ものを食べる気分ではありませんでした。
お腹も痛くなってきたので食欲はありません。
私「すみません、痛いです~」
看護師さん「痛いですよね。ちょっと待ってくださいね」
看護師さんに痛みを伝えると、点滴から痛み止めのお薬をいれてくれました。
夜中も何度も起きました。
身動きも取りづらいし、点滴も踏んでいたのか、変な方向に曲がっていたのかわかりませんが、何度か看護師さんに点滴の位置を治されました。
最後に
緊張から始まり、痛みで終わった一日でした。
主治医や看護師さん、麻酔科の先生…たくさんの方に助けてもらいました。
こうして、今では元気に暮らせていることがすごく幸せに感じます。
手術が無事に終わってホッとしましたが、まだ入院生活は続きます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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