みなさん、こんにちは!さくらいです。
この記事では・・・
悲しく辛い出来事があったとき、
自分の心がポキッと折れそうなとき(折れてしまったとき)に私が読む、
『おすすめの本・マンガ』
を紹介させていただきます。
ポキッと折れてしまう時
私がこの世に生まれて、30年とちょっとが経ちました。
こんなにちっぽけな私でも、今までの人生、色々なことがありました。
学生時代はいじめにあったりして、ずっとネガティブな事を考えながら過ごしていました。
(なんで生まれてきちゃったのかな?)
なんて……答えは出ませんが、頭の中でぐるぐるといつまでも考えていたり。
成人したらしたで、がんになってしまって精神がどん底に落ちてしまったり。
生きていると、良いことももちろんありますが、悪いことも少なからずありますよね。
と、こんなことを書いている私ですが、
私は特別、不幸な人間だ!
なんてことは思っていないですよ、決して。
みんなそれぞれ、辛いこと、苦しいこと、悲しいことがあって、気持ちがどん底に落ちてしまうことがあると思います。
人間だから、落ち込まない人なんていないと思っています。
そんなどん底に落ちたとき時、私を助けてくれたものは『本とマンガ』でした。
学生時代はマンガに助けられました。(少年漫画ばかり読んでました)
がんを患ってからは本に助けられました。
今回は、その本とマンガをご紹介したいと思います。
心がポキッとおれそうなときに読む本・マンガ【5選】
今回ご紹介するものは、
本『4冊』とマンガ『1冊』です。
どの本も、私を勇気づけてくれました。
偉そうに「本をご紹介!」なんて言っていますが、つい最近まで私は『本が読めない』人間でした(苦笑)
活字を目で追っていると眠くなってしまって、なかなか読み進めることが出来なかったんです…。
でも、これから紹介する本とマンガは、わりとすらすらと読めます。
読みやすいです。
ぜひ、興味のある方は読んでみてください。
人生の結論
人生に迷ったときは、人として美しいほうを選べばいい。楽しいほうを選べばいい。相手が喜んでくれるほうを選べばいい。
人生の結論 ー 小池一夫
【人生の結論】は小池一夫さんが書かれた本です。
小池一夫さんをご存知でしょうか?
- 漫画原作者、作家、小説家、脚本家、作詞家
- 代表作は、漫画原作をされた1970年『子連れ狼』
- 2010年より開始したTwitterのフォロワーは80万人を超える。
- 2019年4月、肺炎のため死去(82歳)
幅広く執筆、創作活動をされた方ですね。
私はツイッターをフォローしていました。(現在アカウントは削除されているようです)
たまたまタイムラインに流れてきた言葉に胸を打たれて、すぐにフォローさせてもらいました。
しかし悲しいことに、2019年4月に肺炎で亡くなられたんです。
でも、小池さんの言葉はなくなりません。
胸を打つ言葉は本になって、ずっと残りますからね。
- 人間関係、働くこと、自分自身、人への愛、老い、自己実現に悩んでいる方は読んでほしい。
- 優しさと厳しさと知恵が詰まっている。
- 物事や人の悩みの本質を一文で表してくれている。
- 簡潔でわかりやすい文章。
- 小池さんの名言の後に、小池さん自身の解説を書いているという構成。
難しい言葉もあまりでてこないし、理解しやすい文章です。
スッと心に入ってきて、
(私は、これでいいんだ)
(このままの自分でいいんだ)
と自分の考えていることを肯定してくれていると感じる文章もあれば、
(なるほど、こういう時はこう考えればいいのね)
(そう思って行動すればいいのか)
と気付きを与えてくれる文章もたくさん出てきました。
愛のある本でしたね、人間愛が詰まっている本です。
真剣になれ、深刻になるな。
人生の結論 ー 小池一夫
この言葉も好きです。
『悩むこと』と『考えること』は別物。
悩むより考えることのほうが重要で、考えて考えて…より最良の答えを探し、行動に移すことが重要なんだと書いてありました。
う~ん……深い。
悩んでいたり、前を向けていないなと感じる方はぜひ読んでみてください。
小池さんの【優しく、ちょっと厳しい言葉】で心のもやもやがパッと晴れるはずです。
あした死ぬかもよ?
いつか死ぬ身であるということを心に深く刻めば、今日という1日が、いかに可能性にあふれ、うれしく、ありがたく、いつにもまして輝きはじめることに気づくことでしょう。
あした死ぬかもよ? ー ひすいこたろう
【あした死ぬかもよ?】はひすいこたろうさんの書かれた本です。
物凄いタイトルですよね。インパクト大です。
思春期辺りから命を軽んじていた私は、この本を読んで『間違っていたんだな』と気付くことができました。
なぜかというと、この本のタイトル通り、
『あした死ぬかもしれない』
と、死を身近に感じることが出来たからだと思います。
- 自分の人生に後悔しないための27の質問が書いてある。
- 少し癖のある文章だが、それが少し面白い。
- 1つ1つ、その質問に答えていくと『死』と向き合うことが出来る。
- 『死』と本気で向き合うことによって、『自分の本心』を理解することが出来る。
ひすいさんの文章は個性が出ていますね。癖がある感じです(笑)
27の質問をされるので、講義を受けているという感覚になるのかな。
本を読んでいるというより、お話を聞いているという感じです。
『死』と向き合うことが大事だそうです。
『死』を考えるとおのずと、『生』を考える。
今の自分の言動は、自分が死んだときに後悔しないだろうか?納得のいく『死』を迎えることが出来るのだろうか?
そういうことを考えさせてくれる本でした。
難しくはないですよ。
数字を使ったりしてわかりやすくしてくれています。
例えば、『死ぬまでには約80回しか桜の花を見ることができない』だとか、
『あなたの人生はいま100点満点中何点ですか?』だとか。
(あれ?わたし、今のまま生き続けたら、きっと死ぬとき後悔するぞ?)
そう気付かせてくれた1冊でした。
嫌われる勇気
「自由とは、他者から嫌われることである」
嫌われる勇気 ー 岸見一郎/古賀史健
【嫌われる勇気】は哲学者・岸見一郎さんと古賀史健さんの共著です。
フロイト、ユングと共に、心理学界では三大巨匠と言われている『アルフレッド・アドラー』。
対人関係を改善する具体的な方策を示している『アドラー心理学』の、日本での第一人者が『岸見一郎』さんです。
この本は、『哲学者』と『青年』という登場人物が、対話形式でこのアドラーの思想を解き明かしていくという内容です。
- 人間関係の悩みについての対策、考え方が書かれている。
- 哲学者と青年の対話形式の本なので、心理学という難しいジャンルでも理解しやすい。
これもタイトルのインパクトが強烈。
ん?っとなります。
『嫌われる』と『勇気』がくっついた言葉なんて初めて見たと思います。
ついつい買っちゃいますね、こんなタイトル付けられたら。
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。
嫌われる勇気 ー 岸見一郎/古賀史健
(本当に『対人関係』だけなの?)
そう思いますよね。
私もこの文章を読んだときは「???」と頭にハテナがいっぱいでした。
じわじわゆっくり、そして丁寧に、『哲学者』は『青年』にそれがどういうことなのか、を説明していきます。
対人関係に悩み、苦しんでいる人はこの世の中多いと思います。
その悩みにどう対処していけばいいのか……この本の中にヒントがあると思います。
鬼滅の刃
僕は幸せになる為に生まれてきたんだ
鬼滅の刃 21巻 ー 吾峠呼世晴
【鬼滅の刃】は吾峠呼世晴さんが描かれたマンガです。
ご存じの方が大半だと思います。すっごく流行りましたよね!
2020年に公開された映画も、日本の歴代興行収入1位を記録しました。
『僕は幸せになる為に生まれてきたんだ』
とてもシンプルで心を揺さぶられます。
主人公の仲間の一人、『時任無一郎』が辛く厳しい戦いが終わった後、兄に伝えた一言です。
私は、何のために生きているんだと思春期の事からずっとずっと考えてきて、がんになって更に落ち込んでいてまたネガティブな事ばかり考えて。
でも、こんなにシンプルで素晴らしい答えがここにあったのかと。
とても感動しました。
- 漫画で読みやすい。全23巻なのであっという間に読めます。
- 時代背景が日本の大正時代。老若男女問わずにスッと物語に入っていける。
- 愛、友情、努力……人間として大切なこと、基本的なことを思い出すことができる。
物語が始まって初期のころは、
(あ~なるほどね。鍛錬を重ねて、戦って悪い敵を倒す……超王道の少年漫画だな~)
くらいの感想だったんですが、読み進めていくにつれてドはまりしてしまいました。
ストーリーはある意味、『生々しさ』があります。
鬼なんてものは現実にいませんが、人間の汚さ、狡さ、いやらしさは丁寧に描かれていてリアルです。
それとは逆に、人間の愛、友情、努力についても細かく丁寧に描かれていて……引き込まれてしまいます。
せりふ回しも独特なんですよね。
『心を燃やせ』なんて……こんなに熱くて短くて心に響く言葉、思い付かないです。
2020年10月に映画が公開されて、計5回は映画館に観に行きました。(笑)
この頃は、がんの手術がやっと終わった時期でした。
やっと終わった!と解放感と喜びでいっぱいでしたが、経過観察と定期的に検査が必要とのことで、あと数年は通院しないといけないと言われました。
心が本当に折れかかっていたんですよね。
まだまだ通院も続くし、がんは終わらないな……なんて思っていて。
でも、この言葉。『心を燃やせ』には救われました。
『心を燃やして前を向け』と自分に言い聞かせていました。
どうにもならなくてへこたれそうなとき、心が折れそうなとき、前を向いてしっかりと歩いていく力をくれるマンガです。
お金の大学
今日が人生でいちばん若い日。
お金の大学 ー 両学長
【お金の大学】は両@リベ大学長が書かれた本です。
(え?心が折れそうなときに『お金の本』?どういうこと?)
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
👇 どんな内容の本なのか?こちらに書いてあるのでご覧ください。 👇
そうなんです、『お金に関係することがたくさん書かれている本』なんです。
でも、お金のことだけではありません。
【本当の自由を手に入れるにはどうすればいいのか?】ということも書かれてあります。
- やすい。
- 本も良いですがYoutube動画も投稿されています。
- よりわかりやすくしゃべりも達者でおもしろいです。
- 『原因自分論』について学ぶことが出来る(Youtube動画で)
- お金を『貯める』『稼ぐ』『増やす』『守る』『使う』の5つの力を学べる。
- オールカラーでイラスト多めだから難しいお金の話もわかりやすい。
お金にまつわる知識を得るのに、とても適した本です。
こんなにわかりやすい本はないんじゃないかと思います。
公的保険、任意保険の仕組み。
車の保険、税金の事、転職や副業、株式投資や不動産。
あらゆる『お金のこと』が学べます。
それはもちろんありがたいんですが、私は著者・両学長の『人生観』がとても好きなんですよね。
人生観についてはYoutube動画で詳しく語られています。
『原因自分論』が特に好きです。
- 自分に起こっているすべての事は『自分に原因がある』という考え。
- 自分に原因があるから自分が悪い、と『自分を責めない』。
- 自分に原因があるということを『認識』して、考えて言動を改める。
- 環境や他人は変えられないけど、自分の言動は変えることが出来る。
みなさん、他人のせいにしてしまうことってないですか?
私はあります!(笑)
子供に対して、
(なんでご飯食べようって言ってるのに遊んでるの?怒)
パパに対して、
(子育ても家事もなんにもしてくれない!怒)
『私はこんなにしてるのに!』
『私はこうしたいのに!』
【私の思うようにいかないのはあなたたちのせいだ!】
なんて一人でぷりぷり怒りながら過ごしていたことが多かったです。(今も完璧じゃないから思ってしまうことはありますが(苦笑)
でも両学長の【原因自分論】を聞いて、ちょっと昔とは違う自分になってきたなと変化を感じています。
完璧じゃないです。怒っちゃうときも全然あります。
でも、【まずは、自分の言動を変えてみる】ということを心がけています。
子供がご飯も食べず遊んでいたら、怒るんじゃなくて、
『ほら、これほんとにおいしいよ!美味しすぎて遊んでいるうちに、どっかに消えちゃうかも!』(笑)
などと、子供の興味を引くような言葉をかけてみたり。
パパが何もしてくれなかったら、
『そういえば、この前パパが作ったご飯おいしかったよね~また食べたい!』
などとおだててみたり(笑)
そうすると100%とは言えないけど、ぷりぷり怒っていた以前よりも格段に、家庭内の雰囲気が良くなりました。
私の機嫌が良いと、子供もパパも機嫌が良くなるんですよね、不思議と。
子供たちもパパも、私の話を聞いてくれるようになりました。
無理やり命令して、言うことをきかせている!
というわけではないですよ(笑)
以前に比べると、お互いにご機嫌に過ごせるようになったかな。と思います。
👇 もし興味のある方はぜひ見てみてください♪ 👇
アニメーション動画もあったりして、【わかりやすく!楽しく!】という想いで動画を作られているんだろうなと感じることが出来ます。
勉強になるのでおすすめですよ♪
最後に
いかがでしたでしょうか?
心がポキッと折れそうなときに読む本・マンガ【5選】をご紹介しました。
気持ちが落ちているときって何にもできなくなりますよね。手が付かない。
その時間も、もしかすると必要なことなのかもしれません。
でも、いつまでも落ちているわけにはいかないですよね。
家族がいたら世話をしないといけなかったり、仕事にいかないといけなかったり……自分にはしなければいけないことがある。
でも、気持ちが前を向けない。負のスパイラル。
そんな時は、自分の価値観とは違う『想いや考え』を取り入れてみる。
というのもいいのかもしれません。
やはり本は良いですね。この年になってようやく本の良さがわかってきました。(苦笑)
本にはその人の人生が詰まっている。
なんて誰かが言っていた気がします、その通りですよね。
人生の先輩たちも、私たちと同じように悩んだり気持ちが落ち込んだりしていたはずです。
その先輩たちの言葉を聞いたり、見たりすることってとても勉強になりますね。
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